【豊中市】中桜塚の「地域共生センター」にて市指定無形文化材「原田神社秋季大祭宵宮獅子神事」で担がれる「御神輿」の展示が行われます!
毎年10月1日〜10日の10日間にわたって行われる「原田神社」の「宵宮祭・獅子祭」。昨年、今年と2年連続で「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大の影響を受けて中止となってしまいました。
阪急宝塚線「岡町駅」から約200m。静かな佇まいの「原田神社」はドラマの撮影地として使われたり、イベントなどでもその敷地を使用したりと、市民に開かれ親しまれている神社です。
「豊中市役所ホームページ」によりますと、「原田神社」は天武天皇時代(672-686)に創建されたそうです。「原田神社」の「獅子神事祭」の始まりは明確には判らないようですが、社伝には684年(天武12年)には悪疫退除のため「獅子頭」を奉じたとあるようです。
毎年10日間かけて行われる「秋季大祭」は●10月1日 原田神社境内にて「舞初式」 ●2日〜8日 「氏子地区巡祭日」岡町・桜塚・走井・南桜塚・山之上・原田・上津島・勝部・岡山。各氏子地区で山車を所曳きします。 ●「こどもみこし」原田神社から中桜塚・北桜塚地区を巡行します。(こちらに関しては日程は固定していないそうです)また、「こどもみこし」とは別に毎年(こちらも日程は固定していません)小さな太鼓(太鼓台)を神社より借りて地区内を巡行します。 ●8日 「地区祭」「門舞い」が行われます。 ●9日 「宵宮祭」18:00過ぎより 「こどもみこし」「ギャルみこし」「神額の宮入」。「獅子追」。 各地区の「みこし」「だんじり」「蒲団太鼓」の練り合わせ。●10日 「本殿祭」氏子総代が集まり「五穀豊穣」「家内安全」「商売繁昌」を祈願します。現在の「獅子追い神事」は、決められた作法に沿って行われる1時間程の3部構成になっています。
長い歳月を受け継がれて来た勇壮な神事を間近に見て感じる事の出来る貴重な10日間。中止は残念ですね。
現在、この祭りに使用される「御神輿」三基は「地域共生センター」の一階に展示格納されています。2021年4月に新しく建て替えられオープンした「地域共生センター」。御神輿の格納を考慮して設計されただけあって、見やすい展示収納となっています。御神輿を出入りさせるための高さのあるシャッター部分は約6メートルもあるそうです。
「御神輿」は「地域共生センター」一階ロビーのガラス窓から勇壮な姿を見ることができる様になっています。通常、展示室の電気は消されていますが「窓の横にスイッチがありますので、どなたでも自由に点灯してご覧ください」とのことてす。
2階の窓から「御神輿」を上から見ることができます。これは珍しく嬉しい展示方法ですね。
中桜塚自治会「原田神社桜塚奉賛会」では、2021年の「原田神社秋季大祭」中止を受けて、地域のみなさんに少しでも「秋季大祭」を身近に感じていただけるように「御神輿」を格納庫から出しての展示を行うことになりました。
「御神輿」は10月3日に「原田神社」にて御祓いを受けた後、10月4日〜9日の9日間「地域共生センター」ロビーにて展示が行われます。
一階ロビーに展示されるのは、重量300kgの「子供みこし」と重量400kgの「ギャルみこし」。
総重量1.2トンの「神額」は、「地域共生センター」入り口外(天候により格納庫内)にて展示予定です。
手を触れることも可能なこの貴重な機会に「木」「金」「漆」の持つ美しさを間近にご覧ください。その優美な姿に心を打たれます。
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