【豊中市】街中を泳ぐサバ。陸上に海を作りサバの完全閉鎖型陸上養殖を手がける「鯖や」グループの「フィッシュ・バイオテック」。お話をうかがってきました!
豊中市内で「サバ」と聞くと「鯖や」を思い浮かべる方も多いのでは?
以前、阪急宝塚線「庄内駅前」に販売店のあった「鯖や」。庄内に行ったら帰りに「サバ寿司」を買う。「サバ寿司」が食べたいから庄内に買いに行く。そんな常連客も多く、移転の為閉店してしまったことを惜しむ声が聞かれていました。
昨年末(2021年)と、今年(2022年)の節分に「鯖や」グループの「フィッシュ・バイオテック」事務所前で「サバ寿司」「恵方巻き」の限定販売が行われ、久しぶりの美味しいサバを堪能された方も多いのではないでしょうか。
上記のようにサバ寿司を製造・販売する「鯖や」には、グループ会社があり、サバ料理専門店を運営する「SABAR」、サバの完全閉鎖型陸上養殖を手がける「フィッシュ・バイオテック」の3社を展開しています。
美味しさに加え、EPA、DHAなどが多く含まれていることで知られるサバ。それに加えて「サバ缶」は下処理が不要なこと、長期保存ができることやサバを使ったメニューレシピが多数メディアに取り上げられ、近年空前のサバブームと言われています。
そんなサバブームを支え、完全閉鎖型陸上養殖を手がける「フィッシュ・バイオテック」の事務所と研究施設が豊中市内にあるとのことで、お話を伺いに行ってきました。
事務所入り口に「号外NET豊中市」へのウェルカムボードを用意していただき、恐縮、感激しました。
取材には、「鯖や」グループの右田代表「サバ博士」が対応してくださいました。
「鯖や」の創立は2007年。2011年の東日本大震災によって、とろサバの仕入れ先加工工場があった八戸港も壊滅状態になり、「鯖や」は大阪市内に水産加工工場を作りました。後に「被災地の復旧、復興に貢献した取り組み」として経済産業大臣賞を受賞しています。
2014年、サバ料理専門店「SABAR」をオープン。
2017年、民間初の完全閉鎖型陸上養殖の技術開発する「フィッシュ・バイオテック」を設立。
海のないところに海を作り、陸上で採卵し育生した一度も海に出ていない人工種苗のサバを育てる。この取り組みが「求む!十人の起業家」総額100億円の出資を募った「前澤ファンド」応募総数4,331件の中から16companiesに見事選出されました。
こちらの写真は「フィッシュ・バイオテック」様より提供していただきました
厳重に管理された研究所内。昨年9月に生まれたというサバが泳いでいます。
庄内の街中にこんな施設があり、サバが泳いでいる事に驚きました。
水槽内の水質や餌やりなど、スマートフォンで確認、管理することができるそうです。
完全閉鎖型陸上養殖のメリットは、人工種苗のサバの稚魚を海と遮断した環境で育てるため、寄生虫アニサキスの心配がなく、加えて安定した品質と供給ができることです。地球温暖化による水温の変化や自然災害などの影響を受ける心配もありません。
「フィッシュ・バイオテック」が手がけたブランドサバには、鳥取県とJR西日本が共同で作った「お嬢サバ」。
梅エキス配合飼料で育てられた「こりゃ!うめぇサバ」があり人気の商品となっています。今後様々な場所で育てられたブランドサバが誕生するのではないでしょうか。
日本の未来の食を大きく変えていく「フィッシュ・バイオテック」から目が離せません。
「鯖やグループ」の商品や活動情報など、こちらからもご覧になれます→「鯖やグループFacebook」
サバ博士、右田孝宣氏の半生が描かれた漫画が出版されています。サバ愛に溢れ、逆境にも負けずパワフルにサバ道を突っ走る姿は、コロナ禍で大変な思いをしている方々にぜひ読んでいただきたい、何かを諦めず、やる気を奮い立たせてくれる内容です。側でサバ博士を支え続ける奥様の姿も素晴らしいです。掲載許可をいただきましたので、こちらのリンクからぜひお読みください。
豊中市庄内東町1-7-33「フィッシュ・バイオテック」はこちら↓