【豊中市】服部天神駅前の「長野書店」で出された垂れ幕の意味は?
「阪急服部天神駅前の長野書店が、過激な垂れ幕出してます。」こんな情報をお寄せいただきました。
「過激な垂れ幕」って? どんな? 現地に足を運んでみました。
場所は、阪急宝塚線「服部天神駅」梅田方面の改札口の目の前。駅前の横断歩道を渡ったところ。
「長野書店」の店舗に目立つ黄色い「もうあかん やめますよ」と書かれた垂れ幕が出されています。
垂れ幕は閉店を意味するものなのでしょうか? 「長野書店」の店主さんにお話をうかがいました。
「長野書店」は創業76年、「服部天神駅」の改札口前で本の販売を行なっている老舗書店です。今の店主さんで2代目、跡を継ごうと息子さんが3代目として2年前から一緒にお仕事をされているそうです。駅前の本屋さん、ご利用になっている方は多いのではないでしょうか。閉店の予定はありませんが、「服部天神駅前広場整備」のため豊中市から2023年3月までに立ち退きをする様にと伝えられているそうです。
「服部天神駅前広場整備事業」とは、服部天神駅前を安心・安全に利用できるように、電柱をなくし、踏切周辺や改札口付近に滞留場所、歩道を整備し歩行空間を作ること。ロータリーを設置して、福祉車両やタクシーの乗降場所や一般車両の送迎場所を作るというもの。
この計画が進むに際して、2019年12年に「服部モトマチ展」が開催されました。「服部モトマチ展」は、昭和30年代から平成初期頃の「服部元町」の写真を地元の人からお借りしての写真展で、たくさんの人が町の様子を懐かしんでいたのが印象的でした。
駅前の「長野書店」さん。立退後の移転先がまだ決まっていないとのことです。利用していた私たちも引き続き「長野書店」さんに立ち寄れる、そんな場所に移転できますように。
「長野書店」につきまして、読者様より情報提供をいただきました。貴重な情報をありがとうございました。
豊中市服部元町1-7-4「長野書店」はこちら↓