【豊中市】豊中に初夏の風物詩「ホタル狩り」ができる場所があるのをご存じですか?
豊中の町のあちこちで色鮮やかなあじさいが咲き誇る季節になりましたね。このあじさいが咲く時期に楽しめる初夏の風物詩と言えば「ホタル狩り」です。豊中市ではこの時期に豊中市東泉丘にある「千里公園」で幻想的なホタル観賞をすることができるんです。
この場所へのアクセス方法は2つあります。1つ目は、府道2号主要地方道(旧)中央環状線沿いに位置する、「サンドラッグ 豊中東泉丘店」の東側にある道を南へ進み、橋を渡るとすぐに到着します。もう一方の道は、府道2号主要地方道(旧)中央環状線沿いに位置する「二ノ切池公園」入り口の道路を挟んで向かい側にある「しもてんじくばし」という小さな橋を南へ渡ります。橋を渡ってすぐ右に曲がると、単車乗入禁止の柵の向こうに木々に囲まれた道がすぐに見えてきます。この道をまっすぐに進みます。この道沿いにはたくさんのあじさいが植えられていて、現在見頃を迎えていますよ~。
色とりどりのあじさいに癒されながら、50メートルほど緩やかな坂道を登っていくと右側に「千里緑地」の看板が見えてきます。「千里緑地」に入り、反対側にある「千里緑地」の出入り口に進むと、その隣に「千里公園」があります。
この「千里公園」や隣接する「千里緑地」は、2008年から活動されている「天竺川ホタルの会」が、天竺川を昔のように多くのホタルが舞う川にしたいという思いから、竹林の間伐や草刈り、水をきれいにするための竹炭作り、蛍の採取と孵化、あじさいなどの植え付けから剪定、水やりなどを行い、ホタルが住みやすい美しい環境を作られています。天竺川から千里緑地までの美しい竹林やあじさい道は、「天竺川ホタルの会」の方々が、毎年丁寧に育てられ、作り上げてこられたそうなんです。
「天竺川ホタルの会」の方にお伺いしたところ、ホタルは午後8時頃から鑑賞できるとのことで、雨の日は、あまり出てこないそうです。「千里公園」に入ってすぐにあるお花畑の奥からは水の流れる音が聞こえてきます。このお花畑付近に夜はホタルがでていましたよ♪2024年5月29日の午後8時頃に10匹ほど見かけましたが、その日の3日ほど前には20匹確認されたとのこと。ホタルは一匹でも明るく力強く光っており、町中で体験できた幻想的な世界に感動しました。
ホタルは6月初旬頃まで鑑賞できるそうですよ♪「天竺川ホタルの会」の方々が大切に育ててこられたホタルを見に足を運んでみませんか?
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